- 2006/12/05 掲載
富士通など、UHF帯RFIDタグ100枚の移動一括書き込み技術を開発し来春より実用化
富士通、富士通研究所、富士通フロンテックは、UHF帯RFIDタグ100枚に一括して情報の書き込みを行う技術を開発したと発表した。
この技術を活用することで、荷物の一括検品を行なう際に、各荷物に検品日時や配送先などの情報を直接持たせることが可能になり、これらの情報を参照することが可能になる。富士通と富士通フロンテックは、これらの技術を搭載した、ハードウェア製品、ミドルウェア製品を2007年春より順次提供する予定。
富士通、富士通研究所、富士通フロンテックは共同で、実用的な速度(毎秒1メートル)でゲートを通過する100枚のRFIDタグに対し、一括して情報の読み取りと同時に書き込みも行なう技術を開発。これは、書き込み性能に優れる「UHF帯FRAM内蔵タグ(ISO/IEC 18000-6 TypeB)」を採用し、同一タグの無駄な検出を回避する「タグ検出性能向上技術」、複数のアンテナを効率よく制御する「データ読み書き性能向上技術」をハードウェア、およびミドルウェアに搭載することにより実現しているという。
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