- 2006/12/01 掲載
ホンダ、インドの部品事業会社が稼動開始。コスト、物流領域での体質強化を図る
本田技研工業のインドにおける現地法人である「Honda Motor India Pvt Ltd.(ホンダモーターインディアプライベート・リミテッド)」が稼働開始したと発表した。
本田技研工業は、インド事業の成長を支える効果効率の高い補修用部品の供給体制を構築するため、新会社「Honda Motor India Pvt Ltd.」を9月に設立。これまでインドにおける部品事業は、本田技研工業の事業会社4社が手がけてきたが、これらを新会社に集約してコスト、物流領域での体質強化を図る目的。
具体的には、新会社が、四輪車の生産・販売会社「ホンダ シェルカーズ インディア・リミテッド」のパーツセンター内に新しいオフィスを開設し、補修部品在庫の一括管理を開始する。将来的に二輪車・四輪車・汎用製品の補修部品を一括管理・保管する物流拠点を新たに建設する。この体制により、業務効率の20%向上とコスト削減を図り、オーダーを受けてから24時間以内にインド各地の販売店に届けることを目指す。2007年度の売上高は18億インドルピー(約45億円)を見込んでいるという。
社名:Honda Motor India Pvt Ltd.(ホンダモーターインディアプライベート・リミテッド)
設立:2006年9月18日
稼動:2006年12月1日
資本金:1億5千万インドルピー(約3億7千万円)
出資比率:本田技研工業 100%
代表者:武田川雅博
所在地:ウッタル プラデッシュ州グレーター ノイダ
(四輪車生産・販売会社「Honda Siel Cars India Ltd.」の敷地内)
従業員数:40名
事業内容:インドにおける補修用部品の販売
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