- 2006/11/14 掲載
マイクロソフト、車載情報端末向け組み込みOSの最新版を発売
Windows Automotive 5.0 は、Windows CE 5.0をベースとして車載情報端末向けソフトウェアプラットフォームで、2005年7月より提供を開始している。Windows Automotiveでは、機能をモジュール化して切り分けることで、開発期間の短縮やコストを軽減できる。
今回提供されるWindows Automotive 5.0 SP2では、Windows Automotiveとしての機能を改善すると共に、新たに価格競争力のあるCPU (SH-MobileR 及び ARMコアCPU) と、より小さいメモリ領域 (DRAM 64MB) でも端末設計を可能とした。これによって気軽に使える普及価格帯の車載情報端末開発まで、幅広くWindows Automotiveの応用範囲が広がるとしている。
日本市場では、道路環境や交通事情からカーナビゲーションシステムの重要性が高く、また、ヨーロッパや北米市場では、普及価格帯ナビゲーション市場が大きく成長しており、ユーザーが求める車載情報端末は、高機能、高品位な製品から普及価格帯の簡易な製品まで広範にわたる。Windows Automotive 5.0 SP2は、日々高まるユーザーからの仕様や価格に対する幅広いニーズに迅速に対応できるよう、搭載する車に合わせて最適な情報端末を開発することができる。
Windows Automotive 5.0 SP2の配布により、車載情報端末メーカーは、高価格帯から普及価格帯までの車載情報端末のソフトウェアプラットフォームを共通化することが可能となり、開発期間の短縮や開発コストの低減を図ることができる。
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