- 2006/11/14 掲載
KLab、携帯電話で公共料金の支払いが可能になるバーコード解析エンジンを発表
この解析エンジンは、携帯電話のJavaやBREWアプリケーションに組み込まれて使用されることにより、公共料金などを銀行やコンビニエンスストアなどに行くことなく、携帯電話から支払うことを可能にする。
公共料金の請求書などで用いられるバーコードは「EAN-128」と呼ばれる国際標準規格で、JANコードなどのバーコードと比べ、非常に多くの情報量を格納できる。その反面、画素数が足りない・解析に時間がかかりすぎる、といった理由から、携帯電話カメラでの読み取りはこれまで不可能とされていた。
今回KLabが開発した携帯電話向けバーコード解析エンジンは、撮影画像のボケ・かすれ、カメラレンズの歪みを考慮した認識アルゴリズムを搭載し、バーコード上のバー(黒線)とスペース(白線)の輝度差を自動的に補正することにより、高い認識率を実現。一方で、携帯端末に特化したアルゴリズムの最適化を行うことにより、高速な認識が可能となっている
本解析エンジンは、現在、NTTドコモのJavaプラットフォームに対応しており、今後、auのBrewやソフトバンクモバイルのJavaプラットフォームにも順次対応していく予定とのこと。
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