- 2006/11/14 掲載
ファーストサーバ、Citrix社の「セキュアフレーム」を提供
Citrix社のCitrix Presentation Serverは、世界で16万社を超える導入実績を持つセキュリティ対策システム。ファーストサーバは、そのCitrix Presentation Serverに、ファイアウォールとサーバをセットにして、月額で利用できるASPサービスを提供する。
個人情報保護法の施行や内部統制の強化により、各種情報を安全かつ完全に管理することがますます必要となっている。管理対策のためのソフトウェアやハードウェアの購入だけでなく、運用メンテナンスも含めると、対策費は最低でも、初期投資が300万円以上、月額運用コストは150~200万円程度必要になると言われている。
ファーストサーバが提供する「セキュアフレーム」は、サービス利用企業との間に、ファイアウォールを設置し、さらに安全なSSL-VPNによって接続。データセンター上に設置した利用顧客専用のアプリケーションを、サーバを経由して安全に利用できるようにした。
顧客は、このサービスをご利用することでパッケージを購入する場合と比べて、大幅な導入および運用コストの削減が可能になる。
今回のサービス提供で、シトリックス・システムズ・ジャパン執行役員山本勲氏は、「シトリックス・システムズ・ジャパンは、ファーストサーバの『MetaFrame(R)プラットフォームサービス』のサービス開始を歓迎する。当社のCitrix Presentation Serverの提供するアプリケーションの仮想化技術と、ファーストサーバ社の強固なデータセンターでのホスティングを組み合わせることで、企業はセキュアで柔軟なアクセス基盤を構築でき、情報漏洩対策、監視・監査の強化による内部統制の実現、さらに事業継続性や災害対策も可能となる」と語る。
シトリックスはファーストサーバ両社はパートナーシップをさらに強化し、今後ともアプリケーションデリバリーインフラストラクチャーの普及拡大を進めていくという。
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