- 2006/11/13 掲載
日本オラクル、SOA実現機能をパッケージ化したOracle SOA Suite 10g発表
現実解としてのSOA実践を可能にする包括的な基盤を提供
日本オラクルはSOA対応ミドルウェア製品「Oracle Fusion Middleware」を昨年7月より提供している。すでに国内外で数多く導入されるとともに、SOAに関する貴重なノウハウや機能リクエストのフィードバックへとつながっている。
こうした経験をベースとして、「Oracle SOA Suite 10g Release3」は、ワンクリック・インストール、Enterprise Service Bus(ESB)の強化、ヒューマン・ワークフロー関連機能の強化、相互運用機能の強化、および広範なSOAガバナンス機能など、SOAの展開とインストールに関する重要項目が大幅に強化されている。この中には、システムの変化対応力をさらに高めるBusiness Rules Engine や、SOA環境のセキュリティを確実に確保するWeb Services Managerも含まれている。
「Oracle Fusion Middleware」の中核となるSOA基盤製品を再統合することによって、Oracle Applications製品群はもちろんのこと、顧客の既存システム、さまざまなERPやISVアプリケーション、およびデータベースの間を有機的かつセキュアに連携することを可能にする。
「Oracle SOA Suite」の発表に関して、アクセンチュア グローバル・テクノロジー・コンサルティング パートナーの白川智之氏は次のように述べいてる。
「アクセンチュアはオラクル「Oracle SOA Suite」の提供を歓迎します。ガバナンス、セキュリティ、運用機能などの強化により、インテグレーテッドエンタープライズの実現に向けてのより強固なSOA基盤となることを期待します。当社は、米国オラクル本社内に設立したAccenture Innovation Center for Oracleなどのグローバルワイドでの協業体制や、Accenture SOA Reference Architecture for Oracleといったアセットを活用しつつ、より多くの顧客にビジネスの革新をもたらすソリューションの提供を行っていきます」
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