- 2006/11/13 掲載
NEC、災害時の情報共有を支援する「UNIVERGE 緊急対策会議ソリューション」を発売
NECは、自然災害や事故発生時などの緊急時に、日頃使い慣れているホワイトボード上に書いた文字や絵を専用機器で読み取り、Web会議システムやウェアラブルコンピュータとネットワークで連携しながら、災害情報や指示事項のリアルタイムな収集・共有を支援する「UNIVERGE緊急対策会議ソリューション」を商品化し、本日より販売活動を開始した。
本システムは、日常使用しているホワイトボードと、ホワイトボードに書いた内容をデジタルデータに変換するホワイトボードレコーダー「コクヨ mimio Xi」、IPネットワークを基盤とするWeb会議システム「Adobe Acrobat Connect Professional」、小型カメラと接続し災害現場の映像や音声をリアルタイムに配信しウェアラブルな「UNIVERGE WNXサーバ」、および、これらを連携させるソフトウェア(日本SGI製)などから構成される。
東日本電信電話栃木支店の防災対応におけるニーズを取り入れて開発された。同支店では、栃木県下の同社主要建物を「Bフレッツ」などでつなぎ、本システムを導入している。
企業や官公庁が災害・事故発生時に被害情報を収集し意思決定を行う際、災害対策本部や各拠点がホワイトボードに書き込む被害情報や被災地の映像・音声を、各所各人が用いるPCのWeb会議システム画面上で、複雑な操作を行うことなくリアルタイムに共有できる。
販売価格は800万円(税別)から。本日より出荷を開始。今後3年間で500社への導入を目指す。
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「UNIVERGE 緊急対策会議ソリューション」画面イメージ
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