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  • 建設とITの融合を促進。フジタ、米マイクロストレインと業務提携

  • 2006/11/09 掲載

建設とITの融合を促進。フジタ、米マイクロストレインと業務提携

ワイヤレス計測システムで、建設とITの融合を促進

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フジタとフジタグループのFBS、米マイクロストレインとワイヤレス(無線)計測システムに関する業務提携を行った。

 フジタ、フジタグループのFBS、米マイクロストレイン3社の業務提携は、国内における土木、建築、環境およびその周辺分野の各種計測に関わる課題に対して、最適化されたワイヤレス計測システムを共同で開発することを目的にしている。今後、フジタはシステムを自社の建設事業へ利活用し、構造物の品質向上や安全性向上などに貢献する。また、FBSおよびフジタグループの高環境エンジニアリング(EAE)が、外販およびワイヤレス計測エンジニアリング事業を展開していく。

 マイクロストレインの製品は、ひずみ、加速度、変位、傾斜等の計測をワイヤレスで行うもので、ワイヤレスメッシュネットワークの世界統一通信プロトコル「ZigBee」にも対応する予定である。これを用いた計測システムは配線が不要で、センサー設置工事の作業時間短縮やコストダウン、計測ノイズの低減ができる。これに加えて、移動体への取り付け等が可能なため、計測、モニタリング(監視)対象の拡大が期待できる。

 フジタおよびFBSは、マイクロストレイン製品を国内での使用を可能にするため日本電波法に基づく「技術基準適合証明」を取得。そして、地下鉄トンネル工事におけるシールド掘進時に生じる各セグメント(トンネルを構成する部材)の相対的な動きを無線で連続計測する「シールドセグメント・リアルタイム・ワイヤレス計測システム(SRW計測システム)」を共同で開発した。このシステムは本年6月、横浜市緑区で施工中の「高速鉄道4号線恩田川工区土木工事」に適用され、すでにその有効性を確認されている。

 このたびの業務提携契約により、フジタは顧客等への提案や、施工時・メンテナンス時の計測作業など、自社の建設事業での活用を推進して、施工品質の向上や施設の維持管理支援を図る。また、FBSおよびEAEは、適用範囲の拡大や新規市場を開拓していく。3年後に1億円の売上を目指すという。



【業務効率】
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