- 2006/10/31 掲載
米IBMと米リーマンブラザーズ、共同で1億8,000万ドルのファンド「China Investment Fund」設立
米IBMと投資銀行の米リーマンブラザーズは30日、中国企業に投資するファンド「China Investment Fund」を設立すると発表した。両社で9,000万ドルずつを出資し、中国のハイテク、金融、バイオ、通信分野の企業などに投資していく。
このファンドは通常のファンドと異なり、成長初期の企業ではなく一定の成長を伴った企業に投資していく。直接投資以外にも、IBMからは技術支援を、リーマンからは金融の専門知識を提供する。
現在中国に7600人あまりの従業員を抱えているIBMは、北京にある研究施設「China Research lab」を中心に今後も中国市場への攻勢を強める方針。中国では第11次5カ年計画(2006~2010年)が実施されており、同ファンドを基に中国政府の政策をサポートする考えだ。
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