- 2006/10/30 掲載
東芝ソリューション、データの持ち出しを柔軟に設定できるシンクライアントシステムを発表
FlexClientは、オフィス内ではPC環境やデータをストレージで一元管理するシンクライアントとして動作しつつ、オフィス外でも許可されたファイルに限り暗号化して持ち出しができるシンクライアントシステム。
通常のシンクライアントシステムでは「専用端末が必要」であったり、「PCのアプリケーションがサーバ上で稼動するので、多数のクライアントの場合は大規模なサーバが必要」、「社外においても常時ネットワーク接続が必要で、回線速度が遅いと作業効率が落ちる」などの課題があった。
FlexClientでは、暗号化された状態のデータをクライアントPC上で稼働させることで持ち出し可能とし、一時的に作成したデータについてもPCの電源オフで消滅する。これらの機能によってモバイル環境でもネットワークを必要とせずにセキュアなシンクライアントシステムを構築できるという。
価格は、20クライアントで566万円(税抜)から、100クライアントで1,508万円(税抜)から。ソフトウェアライセンス、iSCSIのストレージシステム、管理サーバなどが含まれる。11月15日より販売を開始する。
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FlexClientの概要
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