- 2006/10/30 掲載
日本HP、異なるサービスプロバイダでも認証連携が可能に
複数のシングルサインオン環境の連携を容易に実現
「HP IceWall SSO SAML2 Agent」は、複数のWebサイト間で認証情報の連携を安全に行うためのXML仕様である「SAML」の最新版2.0に対応したエージェント型のソフトウェア。既存あるいは新規のサーバにインストールするだけで、Webアプリケーションやコンテンツを改修することなく、手軽に認証連携を実装できるという特長がある。
Webビジネスの広がりに伴い、あるサイトにおける認証情報をユーザーの同意の上、他のサイトの認証にも使用する認証連携へのニーズが高まっている。同一のサービスプロバイダ(SP)が提供するサービス同士ではもちろん、異なるSP間でも、認証連携を用いてユーザーの利便性を向上させ、さらに新しいサービスを提供する例が増えている。
これまで、認証連携を行うには、各SPがSAMLによる認証連携に対応したシングルサインオンソリューションを導入する必要があるほか、WebアプリケーションをSAML対応に改修しなくてはならなかった。このため、これから新たにサイトを構築する場合はもちろん、すでにWebサービスやシングルサインオンの仕組みが整っている環境の場合でも、新たにSAMLの知識を習得し、時間をかけてシステムの改修を行う必要があった。
「HP IceWall SSO SAML2 Agent」は、このような問題を容易に解決する画期的な製品だという。SAML2.0の仕様の中で特にニーズの高い、SP向けのWebシングルサインオンの仕様のみを実装するように機能を絞り込んで設計された軽量なエージェントソフトウェアである。特徴としては、「導入が簡単」「自由度の高い構成」「複数IDPサイトへの接続対応」などがあげられる。
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