- 2006/10/25 掲載
カブドットコム証券、銀行代理業参入
生活口座として利用可能な銀行口座とのシームレスな連携で証券口座の利便性が大幅に向上
カブドットコム證券では、新規の銀行免許取得を前提とした銀行業参入ではなく、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のネットワークを最大限に活用できる「銀行代理業」により銀行業務への参入を予定している。
銀行代理業への参入により、カブドットコムの証券口座と銀行口座の資金移動がスムーズになり、顧客の利便性が向上する。また、国内随一の規模を誇る三菱東京UFJ銀行の店舗ネットワークを通じて、より幅広い金融サービスの提供が可能となる。また三菱東京UFJ銀行も、カブドットコムを新規口座獲得のチャネルとすることで顧客基盤の拡大が期待できる。
カブドットコム証券が予定している銀行代理業サービスは3点。
1点目は、三菱東京UFJ銀行の「普通預金口座の開設」および「クレジットカード(スーパーICカード)」の勧誘と取次ぎを行う。
2点目は、「カブドットコム支店」の開設。これに先立ち、三菱東京UFJ銀行の為替集中支店「カブドットコム証券集中支店」は来年12月4日に、「振込用カブドットコム支店」に店名が変更される。
そして3点目は、双方のIT技術、ノウハウを活用して「証券口座」と「銀行預金口座」間のクイックな資金決済サービスをインターネット、携帯電話等で顧客に提供する点である。
また、三菱東京UFJ銀行カブドットコム支店により、通帳・キャッシュカードを発行、MUFGグループの約9,000台のATMで通常取引が可能。三菱東京UFJ銀行が提携するコンビニエンスストア約21,000台、郵便貯金のATM約26,000台も利用可能、取引内容によりATM時間外手数料等が無料に、ダイレクトバンキング(三菱東京UFJダイレクト(旧BTM))により、インターネット・携帯電話等で残高照会、振込・振替、外貨預金等の取引が可能になる。
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