- 2006/10/20 掲載
米IBM、新サービス・プロダクトを発表
IBMがエンド・ツー・エンドの情報管理に向けたサービス・プロダクトを発表
この新サービス・プロダクトは、既存データの効果的なマイニング、データ管理の複雑性の緩和、ストレージ・インフラとの整合を通じたビジネス情報の価値向上、企業の情報過多とデータ量の急増に対処することを可能にする。
このサービス・プロダクトは、IBMグローバル・テクノロジー・サービス部門から提供され、従来の工数ベースのサービスを、テクノロジー製品に類似した方法で提供する、というIBMの戦略を具現化するものとなる。
IBMグローバル・テクノロジー・サービス部の各部門も新サービス・プロダクトを発表。
IBMミドルウェア・サービス部門は、企業が情報過多、システムリソースの断片化、情報の信頼性の確保など、データに関連する広範な課題に対応することを支援する「データ管理サービス・プロダクト」「データウェアハウス・サービス・プロダクト」といった新サービス・プロダクトを発表した。
IBMストレージ&データ・サービス部門は、データのライフサイクル全体における保存管理の簡素化につながる新しいサービス・プロダクトを発表。このプロダクトを通じて、企業がデータからさらなる価値を創出し、コンプライアンス要件に対応し、ストレージ・インフラの管理を簡素化することを支援する。 同サービスは、「情報ライフサイクル管理サービス・プロダクト」「ストレージ製品向け導入サービス・プロダクト」「データ移行サービスのサービス・プロダクト」から成る。
本日発表されたストレージ・サービス・プロダクトは、IBMの総合的なストレージおよびデータ・サービス・ポートフォリオの一翼を担っている。このポートフォリオには、利用ごとに課金されるストレージ能力を手に入れたいと考える企業に向けた、業界で最も自動化が進みグローバルな一貫性を持つソリューション、IBMマネージド・ストレージ・サービスが盛り込まれている。
IBMミドルウェア・サービス担当バイス・プレジデントのMarie Wieckは次のように語っている。「こうした情報インフラにより、あらゆる業界の企業は自社のデータを情報(インテリジェンス)と洞察(インサイト)に変換させる能力を得るため、充分な情報に基づいた意思決定が可能となります」。
IBMストレージ&データ・サービス担当バイス・プレジデントのPaul Friedは次のように述べている。「IBMはお客様が現在の情報過多との戦いに勝てるよう、インフラに関する深い経験と業界をリードするベスト・プラクティス、手法、ツールを展開しています。新しいサービス・プロダクトは企業がリスクの低減、ユーザーへの迅速な情報提供、既存のサーバー、ソフトウェア、アプリケーションの価値を最大限に引き出すことを支援します」
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