ソフトブレーンとウイングアーク、「ｅセールスマネージャー」と「Dr. Sum EA」で技術連携

今回の連携は、2006年8月に発表された、日本のソフトウェアベンダーによるコンソーシアム、「メイド・イン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム（以下、MIJSコンソーシアム）」の第1ステップの連携の１つ。MIJSコンソーシアムは、日本の有力ソフトウェアベンダー企業13社が相互連携をし、国内ビジネス基盤の強化、また海外展開を視野にいれ、2006年8月7日に発足している。

　この技術連携により、「ｅセールスマネージャー」で詳細に収集された営業現場のデータが、「Dr.Sum EA」側でグラフィカルなイメージで可視化されるようになる。これにより、Ｗｅｂブラウザ上の簡単な操作で必要なデータを直感的に把握・分析することが可能となるという。

　「eセールスマネージャー」は、既に1000社以上に導入実績がある営業支援サービスパッケージ。外出時の営業マンは、携帯電話やPHSからでも業務報告を選択方式で簡単に情報入力できる。予め設定された事実のみを選択するこの方式は、文章報告のような曖昧さを排除し、企業が必要とする現場の正確な情報収集が可能。入力され、蓄積された情報は、分かりやすいグラフや表でアウトプットされ、プロセス評価、検証を行うことができる。

　「Dr．Sum EA」は「eセールスマネージャー」が収集した業務に必要なデータを受け取り、グラフィカルなイメージでポータルに表示させる。可視化されたデータは、ユーザーが販売計画や将来予測、業務改善を図るためのアクションを導き出すことができるとしている。 データの可視化、グラフ化する機能として、動的なイメージの多彩なグラフ分析で業務の可視化をはかる「Dr.Sum EA　Visualizer」が採用されている。「Dr.Sum EA」は企業システムデータの有効活用において、使い慣れた操作で業務データを可視化し、営業担当者から経営層まで全社で利用できるデータ活用ソリューション。