- 2006/10/04 掲載
東京エレクトロンデバイス、米Storewiz社製リアルタイムデータ圧縮アプライアンスを販売
透過型で導入による設定変更必要なし
東京エレクトロン デバイスは3日、米Storewiz社と総代理店契約を締結し、同社のリアルタイムデータ圧縮アプライアンス「STN-5000」の国内販売を開始すると発表した。
Storewiz社のSTN-5000は、リアルタイムにデータを圧縮する透過型アプライアンス。導入によるワークフローの変更やソフトウェアの追加インストール、機器の設定変更なしにスループットを向上できるという。
企業のIT予算におけるストレージの比率は、バックアップの要求とともに毎年増え続けており、これをコントロールする目的で作られたという。
ディスクドライブを追加せずにストレージ容量を増やすにはデータを圧縮する必要があるが、データベースやオンライントランザクション処理などのITアプリケーションにおいては、パフォーマンスに影響を与えない透過的な圧縮であることが必要。Storewiz社独自の透過的データ圧縮テクノロジーを搭載したSTN-5000は、既存のインフラに透過的にかつシンプルに導入できる。
ランダムアクセスをサポートしながらもファイルのメタデータは完全な形で保持され、NASクライアント/ホストとユーザーアプリケーションに対して完全な透過性を保証するほか、特定のNASストレージシステムの構成に依存しないといった特徴を持つ。これによってストレージ機器、ソフトウェア、通信のコスト、フロアスペースや消費電力などの削減を実現する。
また、オプションで導入効果測定ツール、導入時既存データ圧縮ツール、非常時用データ伸張ツールなどが用意されている。
価格は、最小構成で550万円(税別)より。
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