- 2006/10/04 掲載
シーエー・モバイルと電通、サイバー・コミュニケーションズ、中国にモバイル広告事業会社を設立
新会社は「北京電翼広告有限公司」
シーエー・モバイルと電通、サイバー・コミュニケーションズの3社は共同で、中国にモバイル広告事業会社「北京電翼広告有限公司(予定)」を設立する準備に入ったことを発表した。出資比率はシーエー・モバイルが66.6%、電通が16.7%、サイバー・コミュニケーションズが16.7%。
日本におけるインターネットやモバイル市場での広告の企画・販売経験により培われた3社のノウハウを中国市場に合わせて広告サービスの提供を行っていく。
中国での非キャリア系の有力なモバイル媒体をネットワーク化し、それを高機能の広告配信管理システム・広告販売運用システムでコントロールすることにより、ワンストップでサービスを提供するという。
モバイルメディアは日本でも広告市場は急拡大を続けており、電通は日本のモバイル広告市場規模を2005年で288億円と推計する。中国国内でのネット接続可能な携帯電話ユーザーも拡大を続けており、2005年末で8000万人、2008年には2.5億人に拡大するとみて、今回の広告事業会社設立に乗り出した。
ただし、中国での事業会社設立は許認可制となっているため、新会社設立の申請書を中国当局に提出し、年内の事業会社設立を目指し準備を進めていくとのこと。所在地を北京市内に置き、シーエー・モバイルより代表者を派遣する予定。当初の従業員は18名を予定している。
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