- 2006/10/02 掲載
【サーバ市場調査】図表で確認するサーバ市場動向
調査結果によると、x86サーバの2005年度出荷実績は、台数ベースで前年度比16.1%増の534,886台、金額ベースでは、前年度比11.8%増の3,271億5千万円となっている。台数では50万台、金額では3,000億円を突破した。今後も、ITシステム関連の技術進歩に伴い、サーバへの負担も大きくなるため、低価格で扱いやすいx86サーバに対する需要は落ち込まないと予測される。
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x86サーバ市場の推移 |
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x86サーバ出荷台数ベンダーシェア(2005年度) |
成長を続けているx86サーバの中でも、特に伸びているのがブレードサーバである。2005年度では出荷台数33,130台(構成比6.2%)となり、2006年度では5万台を突破する見込である。
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タイプ別x86サーバ出荷台数構成比(2005年度実績) |
IA64サーバの2005年度出荷実績は、台数ベースで前年度比39.2%増の4,221台、金額ベースで前年度比59.4%増の414億5千万円となっている。2004年より本格的な導入が開始となり、基幹システムの再構築や複数サーバ統合のために採用され始め、今後も成長を継続していくと予測される。
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IA64サーバ市場の推移(2004年実績~2010年予測) |
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IA64サーバ出荷台数ベンダーシェア(2005年実績) |
RISCサーバの2005年度出荷実績は、台数ベースで前年度比8.1%減の39,100台、金額ベースで前年度比17%減の1,343億円となっている。RISCサーバは、IA64サーバやローエンド領域でのx86サーバへの移行があるため、台数ベースで減少の傾向が見られた。今後も、ほぼ横這いか微減の傾向で推移すると予測される。 ※出荷台数、出荷金額の各年度は「4-3月期」
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RISCサーバ市場の推移(2004年実績~2010年予測) |
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RISCサーバ出荷台数ベンダシェア(2005年実績) |
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