- 2006/07/06 掲載
沖データ、高速A4カラープリンター「C5900dn」で世界で3機種目のアノト認定を取得
【プリンタ】アノトパターン印刷の適合プリンタメーカとして、3機種目の認定取得に成功
今回の認定は、沖データが世界ではじめてアノトの認定を取得したMICROLINE5400の販売終了を受けて、後継機であるC5900dnの認定を取得したもの。これまで認定を取得した3機種は、C5900dnを含めて全機種、沖データの製品である。
アノト社は、ペンで紙に書いた手書き情報をデジタル化する紙ベースのデジタルコミュニケーション「アノト機能」を開発している。アノト機能を活用した手書き入力ソリューションにより、「アノトパターン」と呼ばれる特殊な微細模様が印刷された用紙(アノト用紙)に、「デジタルペン」と呼ばれる赤外線カメラを搭載したボールペンで文字や図形を記入するだけで、タブレットやOCR(光学文字読取装置)などの特別な機器を使用することなく、手書き入力のデジタル化を実現している。
沖データは、アノト機能を実現する微細なアノトパターンをオフィスプリンタで印刷する分野で、アノト社との戦略提携を進めている。アノト用紙をオフィスプリンタで印刷できるようになったことで、小ロットのアノト用紙を実現したり、用紙ごとに異なったアノトパターンを印刷することで高度なセキュリティを有する手書き入力ソリューションが実現できるようになった。
沖データは、独自のDigital LED技術と安定した印刷品質により、2006年1月に世界初のA4サイズのアノト認定プリンタとしてMICROLINE5400の認定を取得した。さらに、2006年5月にはA3サイズのプリンタとしてMICROLINE9600PSの認定を取得している。今回、MICROLINE5400の販売終了によりA4サイズの認定プリンタがなくなるため、新たなA4プリンタとしてC5900dnの認定を取得した。
沖データとアノト社は、常に新しいプリンタのアノト認定を取得することで、A3サイズとA4サイズの両方で、アノト認定プリンタを安定提供できるよう評価・開発を進めるという。
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