- 2006/06/01 掲載
アルプスシステムインテグレーション、シンプルアンドセーフティを進めるフィルタリングソフトウェアを発表
ISは、利用者の不適切なWebページの閲覧を防止するソフトウェアで、アダルト、チャット、ダウンロードといったようにさまざまに分類されたカテゴリごとの閲覧を禁止したり、書き込みの規制などが行える。
今回のIS5.0では、リアルタイムデータベース配信によって、業界標準で1日に1度のリスト更新が1日3回以上となり、同時に迅速なアップデートが行われるという。
また、管理画面がリニューアルされ、目的別操作を行うための機能「イージーナビゲーション」が実装された。そのほか、ブランチオフィス、一括同期、個別同期やバックアップ・復元も実現する複数サーバ管理機能や、全社的統一的な最低限のポリシー設定を実現しつつ、現場にとっての柔軟な対応が可能になるグループ管理機能が強化された。グループ管理者もそのグループ内のどのユーザーがどういった行動を起こしたか、詳細なログ管理を行える機能分権が果たされており、中央管理者の手間は軽減されている。
なお、同製品は柔軟なLDAP連携が可能で、グループ情報の取り込み、1日3回の自動同期設定で手動取り込みも不要である。

常務取締役 小河原 昇氏は「企業内の情報ログの必要性が高い。インターネット管理者の負荷が増大している」と指摘し、インターネット関連のセキュリティ事業について毎年20%の成長を見込むと語った。同様に情報アクセスへの管理ソフトの事業は、インターナルアクセスマネージメント、インターナルセキュリティマネジメントとして事業展開していく。

今後のプロダクト展開としては、すでに対応している中国語以外の多言語対応、サーバ管理者負担をいっそう軽減する機能などが実装される予定。価格は1年間の契約、25ユーザーで19万8,000円となっており、アカデミック版も用意されているほか、既存のユーザーであれば費用をかけずバージョンアップができる。
関連コンテンツ
PR
PR
PR