- 2006/05/25 掲載
【Interop Tokyo 2006】一足早く見所が分かる!先行ガイド
昨年Interop Tokyoと名を変え、今年で13年目を迎えるネットワークの祭典は、300を超える企業による「展示」、70以上からなる「コンファレンス」、出展製品の中から最も優れたものを賞する「Best of Show Award」などで構成されている。
また今年からは、放送と通信の融合を進め、両業界の技術、人、ビジネスの交流を促進する「IMC Tokyo 2006 -Interop Media Convergence-」が同時開催される。

出展製品は、「レイヤー2/3スイッチ」「伝送装置」「ケーブル/ラック」「テスター/アナライザー」「ストレージ関連製品」「PC/サーバ/アプライアンス」「CPU/組み込み/半導体製品」「セキュリティ製品/ソフトウェア」「非接触型ICカード関連製品」「ソフトウェア」「デベロッパー/オーソライズツール」「VoIP製品」「モバイル&ワイヤレス」「インターネット接続/xSP/IDCサービス」「公衆通信事業関連製品/サービス」「ネットワーク管理製品/サービス」「ビデオ/マルチメディア製品/サービス」「システム構築」「トランザクション処理/EC」「出版/教育/トレーニング」「検索ツール/エンジン」「Facility/センサー/情報家電」など。
極めて多岐にわたる展示物のすべて見てまわるのは困難なので、ガイドマップなどを参考にあらかじめ目当てのベンダー/製品を決め、回る順序を設定しておくといいだろう。
ShowNet 日本の技術力を集結し、具体的な製品と技術で構築する最先端ネットワークである。今年のテーマは「NET 2.0」としてセキュリティ、ワイヤレス、IPマルチキャスト、オプティカルなどの各先端技術を投入する。レイヤー1~3をリング構成で切れないネットワークとして実現。これを最大40Gbpsの広帯域で結び、フィルタリングサービス、攻撃監視・防護サービス、脆弱性検査サービス、ウイルスチェックサービスといったセキュリティ対策を施す。運営は今年も「NOC(Network Operation Center)メンバー」というボランティアチームによって行われる。
今年もガイド付きツアー「ShowNetウォーキングツアー」が実施される。Interop Tokyoの会場内をガイドが一緒に歩きながら、今年のネットワーク構築のポイントや採用されている最先端技術、運用例などを解説してくれる。定員25名、2F通路ツアー受付カウンターにて申し込め、会期中1日あたり6回実施される予定。
パビリオン 主催者が名乗りをあげ、注目の動向を集中展示するコーナー。今年は昨年も実施された「セキュリティ」「ベンチャー」に加え、「オープンソース」「WiMAX」「ユビキタスネットワーキング」などのパビリオンが設置される予定だ。
コンファレンス 有料・無料を合わせて、今年も80近いセッションが予定されている。用途・目的・レベルに応じて、「基調講演」「特別講演」「チュートリアル」「ワークショップ」「コンファレンス」「ビギナーズ・セミナー」「ShowNetテクノロジーワークショップ」「スペシャルセッション」「BOF」などに分類されている。「基調講演」「特別講演」「スペシャルセッション」「BOF」が無料で、ほかはすべて有料。なかでも毎年人気の「スペシャルセッション」は、「ISPにとってのトラフィックマネージメント」が予定されている。
Best of Show Award 出展社の製品やソリューションの中で、最も優れた製品/ソリューションを選抜する。選抜委員ならびに、来場者の投票によって選ばれ、部門によっては該当なしといったケースも発生する。今回は「プロダクトアワード部門」「ソリューション部門」「Best of ShowNet デモンストレーション部門」「Best of ShowNetプロダクト部門」「ベンチャー部門」の5部門が設けられている。
会場マップをあらかじめ確認しておこう!
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