- ありがとうございます!
- いいね!した記事一覧をみる
業界を代表する航空会社である日本航空(以下、JAL)。事業内容ゆえの機密性の高い情報や膨大な顧客情報など、セキュリティリスクの高いデータを多く抱える同社では、経営哲学に沿った独自の視点からセキュリティマネジメントを行っている。JAL「ならでは」のセキュリティマネジメントについて、具体的な施策3選などを例に挙げながら解説する。
JALに根付く「成功の方程式」
一度は経営難に陥るも、稲盛和夫氏のもとで経営再建を果たした同社は、稲盛氏の経営哲学を受け継ぎ、社員全員が持つべき意識・価値観・考え方として、約40項目からなる「JALフィロソフィ」を掲げている。そのうちの1つとして挙がるのが、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」という方程式だ。人生や仕事の成功は、熱意と能力、そして考え方の掛け合わせで得られることを示している。
この方程式について、「中でもJALでは、『考え方』を特に大切にしています。人の中にある『考え方』がいずれ『正しい行動』として現れ、組織全体でその行動を積み重ねていくと、最終的に『正しい結果』につながる。航空業を営むうえで培われた安全に対する我々の『考え方』は、セキュリティのさまざまな局面で生かすことができます」と話すのは、日本航空 システムマネジメント部 部長の福島雅哉氏だ。
そして、こうしたJALの姿勢は、同社のセキュリティマネジメントにおいても生かされている。
同社のセキュリティマネジメントについては、「テクニカル」と「ヒューマン」という2つの側面から見ていくと理解しやすい。JALは、この両者の面からどのようにセキュリティマネジメントを行っているのか。以下で福島氏が具体的な施策とともに詳しく解説する。
この記事の続き >>
-
・なぜセキュリティで「組織文化」が大事なのか
・JALが実践するリスク管理の「ある手法」
・JALのサイバーセキュリティ施策「3選」を解説
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
提供企業一覧
- 株式会社インターネットイニシアティブ
- 、 ウィズセキュア株式会社
- 、 株式会社CYLLENGE(旧社名プロット)
- 、 SentinelOne Japan株式会社
- 、 株式会社ソリトンシステムズ
- 、 デジタルアーツ株式会社
- 、 AvePoint Japan株式会社
- 、 株式会社インターナショナルシステムリサーチ
- 、 NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
- 、 エンカレッジ・テクノロジ株式会社
- 、 株式会社マクニカ
- 、 ラピッドセブン・ジャパン株式会社
- 、 ソフォス株式会社