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経済成長が停滞し、「失われた20年」とやゆされてきた日本。だが、東京大学 名誉教授の伊藤元重氏は、20年以上にわたる「停滞と安定」の時代の終焉が見えつつあるという。その背景には何があり、今後日本経済を待ち受けるものは何か。そして経済の大転換期である今、企業に求められることは何か、伊藤氏が解説する。
動き始めた日本経済
コロナショックから回復した米国では、インフレが進んでいる。コロナ禍で停滞を続けていた経済活動が活発化して需要が急激に高まったためだ。深刻化する人材不足に起因する賃金の上昇も関係している。加えて、デジタル化の波も押し寄せた。これらの影響を受けて、欧州を含む世界経済はインフレ基調となっている。
インフレの要因として、地政学的変化も見過ごすことはできない。ウクライナ戦争やイスラエルの内戦により、グローバル環境は変化しており、自国を守る安全保障の重要性が増している。今や経済大国となった中国の位置付けも理解しておく必要があるだろう。
これまで20年にわたって「経済が停滞している」と言われてきた日本でも、遅まきながらインフレの兆しが見え始めてきた。この兆候は、金利、為替レート、物価、賃金の動きを見ても明らかだ。
東京大学 名誉教授 伊藤元重氏は「今後、日本が正しく経済成長していくには、世界の潮流を読み解くことが重要なのはもちろん、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)への投資による『創造的破壊』を活発に行っていくことが重要です」とアドバイスする。
「日本の経済成長」と「DX/GXへの投資」の密接な関係性とは。
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・超円安の行方は? 経済の流れを読み解くために注目すべきポイント
・「賃上げ」が企業の生き残りを左右する
・なぜDXとGXが重要? DXは「変革すること」、GXは「やめること」
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