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  • 2024/04/24 掲載
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日用品のリーディングカンパニーである花王。同社は「DAP(Digital Transformation For Account Payable)」、つまり支払業務のデジタル化により、請求書の6割の電子化を達成した。支払業務にAIとロボットを活用したことで職場の風景は激変したという。花王が手に入れた4つの成果とは何か? 今後の電子化推進に不可欠という国際的な電子インボイス規格「Peppol(ペポル)」の動向とともに、花王ビジネスアソシエ 会計サービスグループ 部長 兼 花王 会計財務部門・経理企画部の上野 篤 氏に話を聞いた。

共通業務の集約化を続けてきた花王

 花王ビジネスアソシエは、花王グループから委託される経理・総務・人事などの業務を担う企業だ。中でも会計サービスグループは、国内花王グループ17社の支払い(AP)を主な業務とする。

「具体的な業務は、請求書の受け取り・経費精算・領収書・支払いなどです。従業員数は130人程度で、花王グループのペイメントサービスを担う企業です」 (上野氏)

 花王ビジネスアソシエは「花王グループのペイメント」という共通業務を集約した会社と言える。実は、花王は共通業務の集約を80年代から推進してきた。

「1986年の事務センター化推進以来、花王では共通業務の集約によるシェアードサービス機能を進化させ続けてきました。そして、2009年には経理業務がBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)化し、中国・大連市に経理業務を100人程度の規模でアウトソーシングしました」(上野氏)

 そして、2019年には取引事務の電子化が本格化した。

「2022年には中国・大連のBPOが内製化。さらにAI業務も拡大しましたが、これはテクノロジーによる内製化と表現できます。これにより2019年からの数年で、職場の風景も激変しました。かつてあった紙の書類がほとんどなくなったほか、アテンドロボットがPCを動かしている光景も、今は普通になりました」(上野氏)

 職場の風景を一変させた、取引事務の電子化の本格化は、具体的にどのような成果を生んだのか。今後の電子化推進に不可欠なインボイス規格「Peppol(ペポル)」と併せてその軌跡を解説する。

この記事の続き >>

  • ・「請求書受取電子化」の4つの成果とは?
    ・業界・経済全体へのインパクトが期待できる取り組みとは?
    ・「残り4割」の電子化を中小企業と一緒に目指すワケ

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