経費精算のない世界は実現するのか?DXの第一歩となる「間接費DX」が今、必要なワケ
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DXの第一歩として取り組むべき領域とは
DXは、企業が競争力を維持し、新たなビジネスチャンスを創出するためのステップだ。そのため取り組みは必須だが、課題に直面する企業も多い。
「中小企業のDX推進に関する調査(2023年)」(中小機構)によると、「ITあるいはDX推進に関わる人材が足りない」ことが、DXに取り組む企業の最大の課題であると指摘されている。さらに、「何から始めて良いかわからない」という意見も多く、特に従業員規模20人以下の事業者ではこの回答がトップとなっている。
このような課題に当てはまる企業は、「限られたIT人材・DX推進人材で可能なDX」や「効果がわかりやすいDX」から取り組むと良いだろう。そこで、まず取り組むべきなのが「間接費DX」だ。
日本のビジネスパーソンは、経費精算に生涯で「1.5ヵ月以上」費やしている。間接費DXの導入によって経費精算のプロセスをデジタル化することで、業務効率の向上と同時に、コスト削減も期待できるという。
次章以降では、経費精算業務の現状を踏まえた間接費DXの必要性や実現に向けての具体的な対策について詳しく解説する。
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・“なくならない仕事”と”なくすべき仕事”どう区別する?
・「その場しのぎ」では機能が陳腐化する恐れも
・何をすべき?間接費DXを実現する“6つ”の方法
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