• 2022/11/22 掲載

「自由な酒」求め五島へ=キリン出身3人、長崎でジン造り

時事通信社

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長崎県五島市の福江島で、キリンビール出身の3人が個性的な味わいの「クラフトジン」の開発を進めている。さまざまな酒の中でも、ジンは使う素材や製法の自由度が高い。「造りたいものを自由に」。大手メーカーを飛び出し、島の歴史や文化を表現したこだわりの味を世界へ届けようとしている。

3人は、キリンでマーケティングなどを担当していた門田邦彦代表(51)と小元俊祐さん(57)、ブレンダーの鬼頭英明さん(58)。かつて多くの「隠れキリシタン」を受け入れた島の「慈悲深さ」と豊かな自然にほれ込み、12月に北東部の半泊教会近くに「五島つばき蒸溜(じょうりゅう)所」を開業する。

ジンは果実の一種ジュニパーベリーを使用すれば、他の素材や製法に制限はなく、近年は世界的にクラフトジンが人気だ。小元さんは「大手メーカーでの商品開発は、どうしても効率やコストがついて回る。自分たちが造りたいものを自由に表現したいと思った」と話す。

12月から販売するクラフトジン「GOTOGIN(ゴトジン)」(500ミリリットル入り5500円)は、島のシンボルであるツバキの実を使い、アーモンドのような甘く柔らかい風味が特長。ユズの皮など計17種類の素材をブレンドし、個性的ながら飲み飽きない味わいに仕上げた。

「五島の風景が思い浮かぶようなジンを、世界に届けたい」と小元さん。ゴトジンは島内のホテルに加え、東京などの百貨店やジンの本場英国ロンドンでも販売する計画だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕長崎・五島でクラフトジン造りに挑む五島つばき蒸溜(じょうりゅう)所の門田邦彦代表(中央)、小元俊祐さん(左)、鬼頭英明さん(右)(同社提供) 〔写真説明〕長崎・五島で特産のツバキの実などを使って造られたクラフトジン「GOTOGIN(ゴトジン)」(五島つばき蒸溜(じょうりゅう)所提供)

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