- 2022/06/08 掲載
中国、貿易促進対策を発表 港湾効率化など
中国の4月の輸出の伸びは1桁に鈍化、約2年ぶりの低水準となった。輸入は横ばい。新型コロナウイルス規制で工場生産がストップし、国内需要が低迷した。
次官は会見で、物流の効率が低下しており、サプライチェーンが円滑に機能していないと指摘。原材料価格の高騰で、対外貿易に関わる企業が圧力に見舞われているとの見方を示した。
「世界経済の回復は依然として脆弱で、需要は引き続き鈍い。対外貿易の不透明感をはっきり把握する必要がある」とし、世界的なインフレの進行で海外製品の消費が落ち込むとの見方を示した。
次官は、貿易を拡大するため、的を絞った対策を導入するとし、為替、輸送コスト、輸出税還付に関する問題について銀行の支援を求めると述べた。
交通運輸省が港湾の業務改善を支援するほか、企業が受注を確保できるようオンラン見本市の開催を増やすとも発言した。
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