- 2022/03/10 掲載
SCSKとNEC、顧客のDX加速と事業成長に向けて協業を強化
1.新会社設立の背景・目的
新型コロナウイルス感染症の拡大や自然災害の多発により、さらなる事業継続性への意識の高まりや、個人情報等の機微情報の安全性の確保において安心・安全なデータセンターの活用が求められています。さらに、リモートワークの定着やDX加速により、機能が豊富で柔軟性の高いクラウドサービスの併用へのニーズも高まっています。
SCSKとNECはお客様のDX加速に向け、千葉県印西市で2022年4月に竣工予定のデータセンターを共同運営し、クラウド事業者をはじめとするエコシステムパートナーを誘致します。
これにより、共同運営するデータセンターをご利用いただくお客様は、エコシステムパートナーへの接続において利便性、機密性の面で大きなメリットを得ることができます。
また、エコシステムパートナーは、共同運営するデータセンターへネットワークの接続点を設置することで、両社のお客様がエコシステムパートナーのサービスを活用する機会を得ることができます。
これらの環境を実現するために、両社はデータセンターを共同で保有し、対等な立場でのパートナーシップを実現する必要性があるため、データセンター共同運営会社を設立します。
2.新会社の役割
新会社は千葉県印西市で2022年4月に竣工予定のデータセンターの資産を保有し、SCSKとNECにデータセンターサービス、ネットワークサービスを提供します。また、新会社は自然エネルギーの活用による環境にやさしいデータセンター運営を目指し、両社がそれぞれ目指す、温室効果ガス排出を実質ゼロにすることに貢献いたします。
3.今後の展開
SCSKとNECはエコシステムパートナーの誘致を継続的に推進し、データセンター内のお客様固有システムと各種クラウドサービスを併用した環境における高い利便性と機密性を実現していきます。
今後も両社は、データセンターおよびネットワーク領域における協業を通じて、お客様のDX加速と事業成長を支援し続けます。
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