- 2022/02/25 掲載
日本ユニシス、「RPA エンタープライズサービス」の提供を開始
バックオフィス業務においてRPAの導入が進む一方、全社のIT環境や基幹システムの変更などに伴い、RPAで作成したソフトウエアロボットの修正対応や稼働監視など、内部統制のための仕組みが必要となります。日本ユニシスは、RPAによる業務効率を最大化し、セキュリティーリスクを最小化する、自社運用の知見を「RPAエンタープライズサービス」に組み込み、デジタル化とガバナンス強化の両立を実現します。
また既に提供済みの「RPA導入支援サービス」と組み合わせることで、RPAの新規導入から全社展開までをワンストップで提供し、業務のデジタルシフトを加速します。
【背景】
労働力不足や人件費の高騰などの影響を受け、多くの企業では、DXに向けた業務効率化や長時間労働の是正に注目し、RPAの導入が進んでいます。国内RPA市場で売上シェアNo.1(注1)であるUiPathを利用すると、業務操作を記録することで簡単にソフトウエアロボットを作成することができます。
UiPathは、1ライセンスから利用できることから、単独部門で導入する企業も多く見られます。
RPAを全社展開すると、業務の効率化は拡大する一方、運用管理の難易度が高まり、運用管理者や障害対応者のスキル不足や管理体制が課題となります。社内で統合的に開発/運用ルールを決め、セキュリティーリスク回避のための専門知識を持った管理者が、適切にログ監視や稼働状況の確認を行い、継続的に運用管理・改善をしていくことが重要です。
日本ユニシスは、経理部門、購買部門などをはじめとしてUiPathを全社導入しています。情報システム部門が主導となりRPAサービスデスクを設置、内部統制に則した運用管理や障害対応を行い、全社のRPA安定稼働に成功しています。統合的にRPAの運用管理や障害対応を行うことで、全社で68台(注2)のロボットを安定稼働させており、1ロボットあたり年間で約250時間の作業時間(注3)を削減しています。
【サービス概要】
「RPAエンタープライズサービス」は、「業務デジタル化支援サービス for RPA」において、運用・保守フェーズの各種サービスを提供します。RPA導入後の運用効率を最大限に引き出し、RPAの適用規模拡大と全社展開を支援します。
注1:2021年8月16日UiPath社の発表(ITRの調査レポート)に基づきます。
https://www.uipath.com/ja/newsroom/uipath-ranked-no.1-in-japanese-rpa-market-sharefor-fourth-consecutive-year-by-independent-research-firm
注2:2021年4月~2022年3月稼働見込み分を含む、日本ユニシス全社での稼働台数。
注3:2021年4月~2022年3月稼働見込み分を含む、日本ユニシス全社での年間削減作業時間。
関連コンテンツ
PR
PR
PR