- 2022/02/18 掲載
エリクソン、エネルギー効率の改善を中心に5Gポートフォリオを刷新
・フラッグシップのデュアルバンドRadio 4490を中心に7つの新しいRAN製品およびソリューションにより、現行製品と比較して消費電力を25%削減
・コンパクトなアクティブ・パッシブアンテナ、大容量超軽量のMassive MIMO無線機、省電力と5G性能の強化を実現するソフトウェア機能などを含む導入が容易なポートフォリオ
・次世代のEricsson Silicon搭載することで、5G基地局の設置面積を縮小し帯域幅やエネルギー効率やユーザー体験を向上
エリクソン(NASDAQ:ERIC)は、通信事業者の5G展開と持続可能な目標を支えるソリューションとして無線アクセスネットワーク(Radio Access Network: RAN)ポートフォリオを継続的に強化しています。今回、新たに発表されたこのポートフォリオは、最小限の設置面積または面積を増加させることなく、大幅な電力削減と最大10倍の容量増加を実現します。
現行製品と比較して消費電力と重量を25%削減したデュアルバンド無線機Radio 4490がポートフォリオ強化の中心となります。この無線装置は多くの通信事業者が5G展開に使用するFrequency Division Duplex(FDD)帯をサポートするため、世界中のほとんどの基地局と互換性があります。
エリクソンはまた、現行の無線機と比較して最大50%の高出力の電力を実現する、新しいデュアルバンド無線機4490 HPを発表しました。これら2つの新しい無線機はパッシブ冷却を採用しており、ファンが不要になるため電力消費をさらに削減できます。また、Cloud RAN( https://www.ericsson.com/en/ran/cloud)にも対応しています。
エリクソンのネットワーク関連製品部門の総責任者であるパー・ナルビンガー(Per Narvinger)は、次のように述べています。
「エリクソンはよりスマートでスリムかつ持続可能な5Gネットワークソリューションを増やし、継続的にRANポートフォリオを進化させています。エリクソンの最新のイノベーションにより、特定用途向け、またCloud RAN展開の両方で5G基地局のさらなる最適化を目指します」
5Gの展開は世界中で加速しており、先進的な企業は新たな消費者および企業ユースケースに向けて5G SAへ移行する準備を進めています。5Gの導入は、スペクトルとハードウェアの追加を意味しています。電力消費を削減しながら容量を増やす機能を備えたエリクソンの新製品は、エネルギー曲線を打破する取り組みに重要な役割を果たします。
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