- 2022/02/09 掲載
ルネサス、営業益最高=自動車向け好調―21年12月期
半導体大手ルネサスエレクトロニクスが9日発表した2021年12月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益が前期比2.8倍の1836億円と過去最高を更新した。自動車向けに加え、産業用も好調だった。
純利益も2.8倍の1272億円と最高益を達成した。売上高は38.9%増の9944億円となった。自動車の生産回復に伴い、車向けの売り上げは35.6%増。産業・インフラ向けの売上高は工場自動化やデータセンター用などの需要を取り込み、4割強伸びた。
脱炭素化へ自動車電動化のための需要などを想定し、22年1~3月期売上高は前年同期比約65%増を予想する。柴田英利社長は9日の決算説明会で、「継続的に大きな成長を見込む」との見方を示した。
【時事通信社】
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