- 2022/01/03 掲載
モルガン・スタンレー、顧客情報管理巡る集団訴訟で和解
原告側は、同社が2016年に老朽化したウエルスマネジメントのデータセンター2機を顧客データを残したまま暗号化せずに廃棄、第三者に売却されたと主張していた。和解案は先月31日夜にニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁に提出され、トーレス判事の承認待ちとなっている。
和解が成立した場合、顧客には不正行為による損害をカバーする保険が少なくとも2年間適用されるほか、個別に最大1万ドルまで自己負担による損失の補償を請求できる。
モルガン側は和解案の文書で不正行為を否定する一方、情報セキュリティーの慣行を「大幅に」見直したとした。
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