- 2021/12/15 掲載
愛知銀と中京銀、来年10月統合=持ち株会社化、24年合併へ―基本合意
愛知県を地盤とする第二地方銀行の愛知銀行(名古屋市)と中京銀行(同)は10日、来年10月をめどに持ち株会社を設立し、経営統合することで基本合意したと発表した。両行は持ち株会社の傘下に入った上で、2024年ごろの合併を目指す。超低金利と融資競争の激化で厳しい経営環境が続く中、規模拡大と効率化を進めて経営基盤を強化する。
経営統合により、単純合算した貸出金残高(21年9月末時点)は4兆1747億円となり、同じ第二地銀で愛知県トップの名古屋銀行(名古屋市)の3兆2255億円を上回ることになる。
【時事通信社】 〔写真説明〕経営統合で基本合意したことを発表し、記者会見で写真撮影に応じる愛知銀行の伊藤行記頭取(左)と中京銀行の小林秀夫頭取=10日午後、名古屋市内
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