- 2021/11/17 掲載
エリクソン、Intelligent Automation Platformを発表
・Open RANの原則に準拠したサービス管理・オーケストレーション機能を提供し、様々なベンダーや複数の無線アクセスネットワーク技術をサポートすることで自動化を推進
・CSPやサードパーティが新しいサービスを備えたアプリケーション(rApps)を開発するためのオープンなソフトウェア開発ツールキットを提供することで、エコシステムのイノベーションが可能に
エリクソン(NASDAQ: ERIC)は、あらゆるモバイルネットワークのインテリジェントな自動化を可能にするサービス管理・オーケストレーション製品であるIntelligent Automation Platformを本日発表しました。
クラウドネイティブなデュアルモードの5GコアやクラウドRANポートフォリオなどの既存の製品に加えて、エリクソンは将来のネットワーク構築のための次のステップとしてEricsson Intelligent Automation Platformと一連のrAppsを追加します。
このソリューションは、AIと自動化を促進し、ネットワークのパフォーマンスや運用効率、カスタマーエクスペリエンスを向上させ、よりスマートなネットワークの構築を支援します。
このクラウドネイティブなソリューションは、新規および既存の4Gおよび5G無線アクセスネットワーク(RAN)で動作し、専用のRANやOpen RANを含む多様なベンダーやRAN技術をサポートします。これにより、通信サービスプロバイダー(CSP)はネットワークを進化させる際の選択肢を増やすことが可能となります。このプラットフォームへのエリクソンの投資は、Open RANのテクノロジーの業界の発展への貢献を反映したものです。
Ericsson Intelligent Automation Platformは、AIおよび様々な機能をもつ無線ネットワークアプリケーション(rApps)を用いて無線アクセスネットワークを自動化します。オペレーションやリソースを自動化し、ネットワーク全体で行うべき改善点を特定するオペレーティングシステムと同様に、Ericsson Intelligent Automation PlatformにはrAppsを操作する非リアルタイムRAN インテリジェント・コントローラー(Non-RT-RIC)が含まれています。
このプラットフォームは、ソフトウェア開発者がソフトウェア開発ツールキット(SDK)を使って製品を開発できるようにすることで、エコシステムのイノベーションを支援します。現場で実証された機能を有するエリクソンのrAppsスイートが4つの領域においてプラットフォーム上で提供されます(1)効率的な自動展開、2) ネットワーク・ヒーリング、3) ネットワークの進化、4) ネットワークの最適化)。エリクソンは今後も顧客と連携して、本スイートを拡大させていきます。
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