- 2021/11/17 掲載
次期FRB議長、4日以内に最終決定=バイデン大統領
[ウッドストック(米ニューハンプシャー州) 16日 ロイター] - バイデン米大統領は16日、米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事を巡る最終判断を4日以内に下すと述べた。
政府筋は先週、バイデン大統領はパウエル議長の続投かブレイナードFRB理事の昇格かを検討していると述べていた。
トランプ前大統領が指名した共和党のパウエル氏と、民主党で2014年からFRB理事を務める経済学者のブレイナード氏のどちらが選ばれたとしても、次期FRB議長は、最近では最も高い水準にあるインフレ圧力への対処で難しい舵取りを迫られる。
急激な物価上昇を抑えるために、回復しつつある雇用市場に悪影響を与える恐れのある利上げが早急に必要かどうかを判断することが喫緊の課題となる。
2012年からFRB理事を務めていたパウエル氏は、イエレン氏の後任として18年にFRB議長に就任した。イエレン氏は現在、バイデン政権で財務長官を務めている。パウエル氏は、22年2月に議長としての任期が切れる。
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