- 2021/11/17 掲載
米FRB、「一段のタカ派化」必要=セントルイス連銀総裁
ブラード総裁はブルームバーグテレビに対し「物価上昇が解消されれば望ましいが、予想通りに素早く収束しない場合、インフレ抑制はFOMCにかかっている」とし、来年は2回の利上げが必要になるとの考えを改めて示した。
その上で、現時点のインフレ率は「かなり高い」と指摘。「インフレリスクを適切に管理するために、向こう数回のFOMCで一段とタカ派的な方向に取り組む必要がある」とし、例としてテーパリング(量的緩和の縮小)のペースを毎月150億ドルから300億ドルに加速させ、完了時期を来年6月から3月に前倒しすることで早期の利上げ開始を可能にする案を挙げた。
ブラード総裁は来年、FOMCの投票権を持つメンバーになる。
関連コンテンツ
PR
PR
PR