- 2021/11/16 掲載
KDDIとSupership、次世代型デジタル広告配信プラットフォームを提供開始
本プラットフォームでは、Novatiq (ノバティック) Limited (本社: 英国 ウェールズ、CEO: Jonathan Hulford-Funnell、以下 Novatiq) の特許技術を活用することで、お客さまが同意されたデータのみを利用し、お客さまに関連性の高い広告を配信することが可能になります。今後3社は、本プラットフォームとSupershipの広告配信プラットフォームを組み合わせ、広告主に向けて最適なデジタルマーケティングを提案していきます。
従来のデジタルマーケティングでは、広告配信事業者などが収集した3rd Party Data (注1) を利用することで、お客さまの興味関心やニーズに関連する広告をWebサイトやアプリを横断して配信することが主流でした。しかし、プライバシー保護の観点から、第三者がCookieや広告IDを利用してお客さまの事前同意なく行動を追跡する3rd Party Dataの利用が問題視される動きが世界的に広まっており、新しいマーケティング手法の開発が求められています。
本プラットフォームは、Webサイトやアプリの利用ごとに一時的に発行する広告配信用識別子 (以下 広告配信用ID) (注2) と、お客さまの同意に基づきKDDIグループがお預かりしている性別や年代などの属性情報を組み合わせます。これにより、お客さまが同意された属性情報のみを活用し、お客さまに関連性の高い広告をプライバシーに配慮しつつ配信でき、広告主の効果的なマーケティング活動をサポートします。
3社は、本プラットフォームで活用する新たな技術を通じて、プライバシーに配慮したデジタル広告配信の普及を目指していきます。
注1)お客さまと直接の関係を持たない第三者が提供するデータ
注2)本プラットフォームが提供するモジュールを搭載した広告枠が表示された際に、都度ランダムに生成されるID。このモジュールは、Supershipが提供する一部の広告枠に搭載されるプログラムで、広告配信用識別子の生成および送信を行います。KDDIが提供するアプリやWebサービス以外にも組み込まれます。
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