［２５日　ロイター］ - 米半導体メーカー、オンセミは２５日、電気自動車（ＥＶ）向け半導体の主材料であるシリコンカーバイドを生産するＧＴアドバンスト・テクノロジーズ（ＧＴＡＴ）を現金４億１５００万ドルで買収すると発表した。

ＥＶ事業を大幅に強化する。オンセミはすでに安全運転システム向けのセンサーなど、自動車用半導体を供給している。

シリコンカーバイド半導体は、通常のシリコン半導体よりもエネルギー効率が良く、自動車メーカーの間でＥＶの駆動系システムや充電システムに採用する動きが広がっている。

ただ、シリコンカーバイド半導体のウエハーは、クリーなど、ごく一部のメーカーしか生産しておらず、オンセミはこれまでウエハーの大半を外部から調達していた。