- 2021/08/03 掲載
米ISM製造業景気指数、7月は59.5 2カ月連続鈍化
6月は60.6だった。
7月は新規受注指数が64.9と、6月の66.0から低下。2カ月連続で低下した。ただ製造業者の在庫は依然少なく、企業の在庫も枯渇している中、新規受注の伸びが鈍化している現象は反転するか、最小限にとどまるとみられる。
物価に関しては明るい内容だった。仕入れ価格指数は85.7と、過去最高を付けた6月の92.1から低下した。2020年3月以来の大幅な低下だった。供給の制約がなくなるにつれて物価上昇が和らぐとするパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の主張を後押しする。
雇用指数は52.9と、6月の49.9から持ち直した。6月は昨年11月以来、初めて50を下回った。7月に持ち直したことは、7月の雇用統計の良い前兆となる。
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