- 2021/08/02 掲載
原油先物は下落、中国景気巡る懸念とOPEC増産で
0149GMT(日本時間午前10時49分)までに、北海ブレント先物価格は1ドル超下げて1バレル=74.39ドル。米WTI先物も1ドル超下落し72.87ドル。
OANDAのシニアアナリスト、エドワード・モヤ氏は「中国はアジアの景気回復をけん引してきた。中国景気が一段と減速すれば、世界の景気見通しが大幅に悪化するとの懸念が強まるだろう」と指摘。「原油需要の見通しは揺らいでおり、世界で新型コロナウイルスワクチン接種が進展するまでその見通しはおそらく改善しないだろう」とした。
ロイターの調べによると、7月のOPECの産油量は日量2672万バレルと、前月から61万バレル増加し、昨年4月以来の高水準に達した。サウジアラビアの伸びが目立った。
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