- 2021/07/31 掲載
住友ゴムが検査不正=港湾岸壁用製品で
大手タイヤメーカーの住友ゴム工業は30日、加古川工場(兵庫県加古川市)で生産した、港湾の岸壁に接岸する船舶への衝撃を吸収する「防舷材」の一部に検査不正があったと発表した。圧縮性能の試験で、国際航路協会の定めたガイドラインと異なる方法で実施したり、データを改ざんしたりしていた。
2016年5月以降、5389基が出荷されており、さらにさかのぼって調査を進めている。併せて南アフリカの子会社が、顧客の自動車メーカーと取り決めた仕様とは異なるタイヤを出荷していたことも公表した。
【時事通信社】
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