- 2021/07/31 掲載
米雇用コスト、第2四半期は0.7%上昇 賃金の伸び底堅く
市場予想は0.9%上昇だった。第1・四半期は0.9%上昇していた。
第2・四半期は前年同期比で2.9%上昇と、2018年第4・四半期以来の大幅な伸びとなった。第1・四半期は2.6%上昇していた。
ECIは職種の構成や質を調整しているため、労働市場のスラック(需給の緩み)を測ったりコア物価を予測したりする上で、より良い指標の一つと位置づけられている。
内訳は、賃金・給与が前期比0.9%上昇。第1・四半期は1.0%上昇だった。前年同期比では3.2%上昇。諸手当は前期比0.4%上昇。第1・四半期は0.6%上昇していた。
米連邦準備理事会(FRB)は28日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利をゼロ近辺に据え置き、資産買い入れ策を維持した。パウエル議長は労働力不足を認めた上で「米国民は働きたいと思っており、希望する職に就く道を見いだすだろう。ただし時間はかかるかもしれない」と話した。
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