４～６月期、ＪＲ３社の赤字幅縮減＝見通し厳しく、黒字予想修正も

ＪＲ東日本、ＪＲ西日本、ＪＲ東海が３０日発表した２０２１年４～６月期連結決算は、いずれも純損益の赤字を計上した。新型コロナウイルスの感染が本格化した前年同期から赤字幅が縮小したものの、旅客需要の回復は見通せず厳しい状況が続く。ＪＲ西は黒字化を見込んでいた２２年３月期の業績予想を下方修正し、通期でも赤字が続く見通しだ。

４～６月期の赤字額はＪＲ東が７６９億円（前年同期は１５５３億円）、ＪＲ西が３２０億円（同７６７億円）、ＪＲ東海が２８４億円（同７２６億円）。

【時事通信社】