- 2021/07/30 掲載
中国カンシノ、スプートニクVとの混合接種で治験実施の見通し
1回目の接種にスプートニクV、2回目にカンシノ製を使用する。
カンシノのシニアバイスプレジデント、ピエール・モルゴン氏はロイターに対し「ロシアは2回目接種分の十分な供給が難しくなっており、複数の国から混合接種について要請が来ていた」と述べた。
治験開始は8月か9月ごろを見込んでいるとした。実施する国は明らかにしなかったが、中国でもロシアでもないと述べた。
スプートニクVとカンシノのワクチンはいずれも「ウイルスベクター」と呼ばれるタイプで、新型コロナウイルスの遺伝情報を体内に運ぶベクターとして、無害化したアデノウイルスを使用している。
治験は地元当局の支持を得ており、倫理委員会の承認待ちという。
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