- 2021/07/14 掲載
電通デジタル、Cookieに依存しない計測基盤「X-Stack Connect」を提供開始
従来よりデジタルマーケティングの計測を支えてきたCookieは、技術的には個々のユーザーの許諾を取得することなく使用できてしまう側面があることから、昨今、世界的なプライバシー保護の潮流に合わせ利用に制限が加えられるようになっています。具体的にはApple社からITP(Intelligent Tracking Prevention)によるCookie関連の利用規制が施行されているほか、PCM(Private Click Measurement)によるクロスサイトトラッキングの防止が宣言されています。またGoogle社からも、Google Chromeにおける3rdパーティCookieの規制を発表するなど、ブラウザCookieに依存した計測は今後ますます難しくなっていきます。
こうした背景から、Cookieに依存しない"Cookieフリー時代"に向け、ユーザーのプライバシーを保護しながら、正しいユーザーのウェブサイト上の行動計測とそれに基づくマーケティング施策の最適化維持を両立する新しい計測基盤「X-Stack Connect」を開発しました。
電通デジタルでは、2018年10月より予測LTV(pLTV:predicted Life Time Value)を指標に事業KPIを予測するモデルを作り、デジタル広告運用に活用するソリューション「X-Stack」(※1)を提供していますが、本計測基盤は、予測スコアを算出し各広告プラットフォームに接続する同ソリューションの機能を、Cookieフリーにあわせて大幅に強化・拡充したものです。
※1 デジタル広告運用において、データ統合×AIで事業成果を最大化する「X-Stack」の本格提供開始 (2020年7月6日発表) https://www.dentsudigital.co.jp/release/2020/0706-000517/
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