- 2021/07/09 掲載
ウイングアーク1st、伊藤忠商事・味香り戦略研究所と業務提携し「FOODATA」を提供開始
当社では、業種・業務特化ソリューションを軸としたクラウド成長戦略のもと、新規事業企画部門を設立し、特定業界をターゲットとした新規クラウドサービスの創出に注力しています。今回の「FOODATA」では、当社のデータ活用分野の知見を活かし、伊藤忠商事、味香り戦略研究所とともに企画構想から連携してまいりました。
「FOODATA」は、食の商品企画・開発プロセスにおいて、「勘と経験」をデータで裏付け、消費者に売れる商品づくりの各要素にデータを活用することで、食品企業の商品企画・開発担当者が高速でアイディアを検証できる環境を提供し、ターゲットが"欲しがる"商品づくりをサポートするサービスです。
「FOODATA」のダッシュボード上では、食品に関する「味」「原材料」「栄養」といった「モノデータ」と、消費者に関する「ID-POS」、「消費者の認知・評価」、「トレンド情報」といった「ヒトデータ」を商品軸でデータ集計し、分析・可視化することができます。データの集計から可視化の領域では、当社のBIダッシュボード「MotionBoard」とデータ基盤ソリューション「Dr.Sum」が組み込まれており、今後、食品企画・開発領域のDX支援サービスとして、食品企業を中心に提供していく予定です。
本サービスの開発過程においては、200名以上の商品企画・開発担当者にご協力いただき、「従来培ってきた勘と経験に加え、客観的なデータ活用を推進することで意思決定の精度が向上する」「ワンストップで必要なデータを集めることができ、業務の効率を上げられる」「各データを様々な企業から購入しても実際に活用できるデータは一部だけだが、FOODATAは有効なデータ・機能を厳選しているため、コスト削減につながる」といったフィードバックをいただいていることから、実際の商品企画開発力の向上に大きく寄与するものと期待しています。
当社は、今後も様々な業界のデータ集計・分析・レポーティング領域におけるデジタル化により、業務効率化を実現し、意思決定のスピードと質の向上に貢献してまいります。
「FOODATA」について URL:https://www.foodata.jp
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