- 2021/02/25 掲載
東京株、3万円台回復=米株高で一時500円超上昇
25日の東京株式市場は、米国株の上昇が好感され、幅広い業種に買いが入った。日経平均株価は一時、前日比500円超上昇するなど大幅に反発。午前の終値は484円78銭高の3万0156円48銭と、再び3万円の大台を回復した。
前日の米国市場では、金融緩和の長期化や新型コロナウイルスのワクチン普及による経済正常化への期待感から、主要株価指数がそろって上昇。東京市場は前日の急落により一部の銘柄に値頃感が出ていたこともあり、朝から買いが優勢となった。鉄鋼など景気に業績が左右されやすい業種が全般に値上がりしたほか、半導体株なども堅調だった。
ただ、日経平均の上げ幅が500円を超えると当面の利益を確保する売りも出た。市場では、「景気回復期待が続く一方で米国の金利上昇への警戒感も根強く、日経平均は3万円を挟んで一進一退になっている」(大手証券)との指摘があった。
【時事通信社】
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