- 2021/02/24 掲載
特別当座預金、3月1日開始=地銀支援へ金利上乗せ―日銀
日銀は24日、地域金融機関の経営基盤強化を支援する特別当座預金制度を3月1日に始めると発表した。経営指標を改善させたり、他の金融機関との経営統合を決めたりした場合、日銀に預けている当座預金の金利を上乗せする仕組みで、同日から申し込みを受け付ける。
この制度は今年度から3年間の時限措置。2019年度の実績に対し、経費率が一定の割合で改善することや、他行との合併や統合を条件に、当座預金の金利を年0.1%上乗せする。指標の改善を20年度決算で確認する必要があり、金利上乗せの決定は5月以降となる見込み。日銀は、地銀から数十行規模の応募があるとみている。
【時事通信社】
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