- 2021/02/24 掲載
TIS、上場企業の非財務情報を可視化できる「非財務情報参照・点検サービス」提供開始
「非財務情報参照・点検サービス」は、非財務情報の参照と開示前点検の機能を提供するサービスです。本サービスをご利用いただくことで、開示情報に関するキーワードが満たせているかを確認することが可能です。有価証券報告書や統合報告書といった開示情報をすべて読み込むなど、手作業で非財務情報を確認し記載内容を検討している経営企画・IR部門の方や、投資・融資を行う際にこれらの情報を活用している方などは、本サービスを利用することで自社・他社の非財務情報収集作業を100%自動化することができ、人的コスト削減や生産性の向上が期待できます。
また、TISが長年提供してきた企業の財務情報を登録・分析を支援する与信管理ソリューション「SCORE LINK」に、非財務情報を可視化する本サービスを追加することで、評価者は財務と非財務の両方の情報から企業評価を行うことができるようになり、より高い精度の企業評価が実現できます。
※1:ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉。ESGは非財務の情報でありながら、企業へ投資する際に活用され、より良い経営をしている企業を表す指標という見方が注目を集めている。
■背景
SDGs達成に向けた国際的な取り組みが進められるなか、企業活動に対して求められる成果も単純な財務の改善だけでなくなっています。顧客や従業員といった様々なステークホルダーとの関係改善や事業活動を通じた社会課題の解決が求められており、非財務の活動成果への注目が高まっています。しかし、非財務の活動成果を定量的に計測することは、会計基準に基づき成果が明確化している財務と異なり困難です。そのため、多くの場合は1年以上かけて他社事例や国際基準を読み込み、目標やアクションプランの設定、社内での推進体制構築を行っています。
また、企業の格付けや株価が変動する中、従前の財務情報のデジタル化や財務情報の分析(財務諸表分析・経営分析)だけでは正確な企業評価を行うことができません。
TISは非財務情報を可視化し、定量分析を可能にするサービスを提供することで、経営管理・企業価値評価を支援します。
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