- 2021/02/24 掲載
川崎汽船、シンガポール初となるLNG燃料供給船「FUELNG BELLINA」の船舶管理を開始
LNGは従来の重油に比べて温室効果ガス(GHG)の排出を低減することが可能であることから、舶用燃料としての利用とその供給体制の整備が世界中で進んでいます。シンガポールは、世界最大の舶用燃料供給拠点であり、同国初となるLNG燃料供給船によるShip-to-Ship方式での供給事業開始は、船舶の排出ガス規制に取り組む国際海運にとって重要な節目となります。
当社は、長年蓄積したLNG船の船舶管理技術を活かし、本事業を通じて安全且つ安定的なLNG燃料供給サービスの提供に従事します。
川崎汽船グループは、「安全」「環境」「品質」を経営の重要課題と位置付け、環境対応では長期指針「環境ビジョン 2050」(注2)に基づいてGHG排出削減の取り組みを推進しています。自社船隊へのLNG燃料船導入、日本国内での燃料供給事業の開始とともに、本事業を通じてLNG燃料の普及と環境負荷の低減に貢献してまいります。
(注1) FueLNG Pte Ltd
Keppel Offshore & Marine Ltd (Keppel O&M)およびShell Eastern Petroleum(Pte) Ltdが共同で設立したLNG燃料供給事業会社。本社:シンガポール、取締役会長:Mr. Chris Ong。
(注2)「環境ビジョン2050」
2015年に策定した当社グループの環境施策における長期指針。2020年6月の改訂により、IMO目標を上回る2030年のCO2削減マイルストーンを設定し、アクションプランとして「LNG燃料船の導入」、「LNG燃料供給の事業化」を掲げている。
https://www.kline.co.jp/ja/csr/environment/management.html#002
関連コンテンツ
PR
PR
PR