- 2021/02/17 掲載
親族も出金可能に=認知症患者の預金―全銀協が見解
全国銀行協会が、本人の意思確認ができない認知症患者の預金を、親族などが代理で引き出すことを条件付きで認める見解をまとめたことが、16日分かった。医療費の支払いなど本人の利益に適合することが明らかな場合に限って、「極めて限定的な対応」として認める。18日にも全銀協としての「考え方」を公表し、加盟する全国の銀行に柔軟な対応を促す方針だ。
預金は本人の意思確認がなければ、家族といえども払い出すことはできないのが原則。全銀協の見解でも、本人が意思確認できない状況で預金を払い出すには、成年後見制度を利用することが「基本」との認識を示す。
【時事通信社】
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